同類探しは一時しのぎ~ありのままを求めて~
にしかつ「ねーよしけん。最近“ありのまま”って流行っているよね。俺もありのまま集団に入ろうかな」
ヨシケン「は?何、言っちゃってるの?(・∀・)本当よくある、コミュニティージプシーってやつだよそれ?」
にしかつ「へ?どういうこと?」
ありのまま=なんでも受け入れてくれるという名の押しつけ
ヨシケン「それを理解するためには、今社会はどういう状況にあるか理解しないとね。じゃあ、にしかつはなんで“ありのまま”のコミュニティーに入りたいと思ったの?」
にしかつ「え〜だってー毎日色々と指摘されて辛い〜分かってくれる人がほしいんだ〜ぐちぐち」
ヨシケン「そうなんだね。じゃあなんで、ありのままコミュニティーだと、分かってくれると思ったの?」
にしかつ「え〜だってーなんでも受け入れてくれそうじゃ~ん。それがありのままでしょ?いいじゃん、ありのまま、最高じゃん」
ヨシケン「じゃあニシカツの“ありのまま”は“なんでも受け入れてくれる”ってことなんだね〜」
にしかつ「それの何が悪いのよ」
ヨシケン「でも、それを受け入れてくれるとしたら、ニシカツはずっとそのままだね。そのままでいいの?」
にしかつ「へ?」
ヨシケン「ずっと“なんでも受け入れて欲しい”と思ってやまないニシカツでいたいの?」
にしかつ「もしや、それってありのままを押し付けているってこと?」
ヨシケン「ぐふふ(・∀・)じゃあ逆の立場に立って考えようか。“ありのまま受け入れて欲しい〜!受け入れて欲しい〜!受け入れてほしいんだ〜!”という人が周りに溢れたら、ニシカツはどんな気持ちになる?」
にしかつ「うん、正直面倒くさい」
ヨシケン「そうだよね?でも、ニシカツは正に“ありのままを受け入れて欲しい”って言っていたよ?」
にしかつ「おれ、めんどくさいヤツじゃん!でも受け入れて欲しいと思っちゃう」
ヨシケン「まぁね。世の中は情報知識が増えすぎて、判断・審判が止まらないから、“何も言わずに受け入れて欲しい”という状況にあるんだよね。逆に言えば、“判断しないで!”って言う押しつけが流行っている(笑)」
にしかつ「判断しないで!という判断(゚A゚;)ゴクリ」
ヨシケン「これって、、どう?終わらない・・よね?」
にしかつ「どこまでいっても判断じゃん!判断しないという判断っていう!じゃあどうすればいいのさ?」
終わらない判断を終わらせるためには?
ヨシケン「ま、だからRelationShiftがあるんだよね。じゃあ、判断はどんなメカニズムで何のために生まれたと思う?」
にしかつ「え、考えたこともない。知らんわ」
ヨシケン「じゃあニシカツが“ありのままを受け入れて欲しい”という判断を生んだメカニズムが分かれば、そこから変化ができそうだよね」
にしかつ「そうだけどさ〜。どうしても“どうやったら受け入れてもらえるのか?”しか考えてこなかったよ。ぶっちゃけ」
ヨシケン「そもそも受け入れてもらえるかどうかを、判断しているのは誰?じゃあ俺が受け入れたって言ったら、ニシカツは受け入れてくれたと思えるの?」
にしかつ「それとこれとは別。」
ヨシケン「ほらね。結局誰が判断しているの?」
にしかつ「σ(゚∀゚ )オレ」
ヨシケン「じゃあどういうメカニズムで判断しているの?」
にしかつ「それが難しい、わかんなーい」
ヨシケン「だから自分も分からずに判断して相手も自分も決めつけてるんだよ。自分もわからないものを相手にも押し付けているんだよ」
にしかつ「やばい、人と喋りたくなくなってきた(´;ω;`)」
ヨシケン「それが正常な反応だよね。なんで喋っているのか、なんでそう判断するのかもわからないからね(・∀・)ニヤニヤ。そんな人達が集まって、ありのままを受け入れられると思う?だって、ニシカツと同じようにありのままを受け入れて欲しい人達が集まるんだよ?」
にしかつ「ごめんよしけん、ありのままコミュニティー脱退するわ」
ヨシケン「お前、まだ入ってねーよ。検討中だっただろ笑」
にしかつ「片足突っ込んでたわ」
ヨシケン「だからまず、問いを投げかけるべきは“判断はどこから・なぜ・どんなメカニズムで生まれたのか?”だよ」
にしかつ「それをやっているのが、我々RelationShiftなんですね!」
ヨシケン「そうそう。物事はメカニズムしかない!構造=Relationです!」
にしかつ「なんかカッコイイ!ありのままを認めてくれそう」
ヨシケン「“ありのまま”は モ ウ イ イ ゼ (・∀・) 」
おしまい