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夫婦で向き合うために、私たちが共有していること

約 7 分
夫婦で向き合うために、私たちが共有していること

夫婦の違いを深く認識した時に、向き合う選択肢が生まれる

こんにちは。ニシカツ夫婦です。今日は対話形式で行きたいと思います。

簡単な自己紹介

ニシカツ:RelationShift㈱の社長。4年前からフリーランス“ハートトラベラー”としてセッションをしながら全国回ってなう。一緒に協力していた嫁と2015年に結婚。

ミマキ:RelationShift㈱の取締役。4年前からカウンセラーMIMAKIとして、こちらも対面セッションしながら企業や個人を相手にする。最近娘を出産。現在3ヶ月で可愛すぎる。

ニシカツ「早速だけど、“夫婦で向き合う”・“旦那や妻と向き合う”って言葉が、ネット上でどれだけ検索しているのかを調べたんだけど、月に10〜100人くらいが検索しているみたい。」

ミマキ「そうなんだー。それって多いの?少ないの?」

ニシカツ「逆に、別れたいとか離婚したいというキーワードは、月に1万〜10万人くらい調べられてる」

ミマキ「なんか悲しいね。まぁ、別れたい・離婚したいも、反対で見れば別れたくない・離婚したくないという想いも含まれているよね」

ニシカツ「そう思いたいねー。とまあ、他人事じゃなくて私達夫婦も、そんなことをときには考えることもあるわけで。どうやってそんな時に、向き合って関係性を深めていったのかを話そうかなと。」

仲良くなりたいのに、屈折する夫婦

ミマキ「にゃるほど。まぁ、向き合うっていうか、仲良くなりたいだけなんだけどね、私たち」

ニシカツ「仲良くなりたいってことを、なかなかストレートに言えなくなって、どこか屈折することってない?自分がそうなんだけど」

ミマキ「そりゃあ、あるよ。だって、自分が仲良くなりたいって思っても、相手に嫌だって言われたら傷つくじゃん?だから相手にも曲げて言って、自分も傷つかないようにしてるんじゃないの?」

ニシカツ「確かに。しかも残念なことに、普段意識していないと、ストレートに言うことに慣れていなくて、いつも屈折した会話が繰り広げられちゃうんだよね( ゚д゚ )」

ミマキ「そうだね。無意識だから、より怖いよね。それで会話できてるって思い込んでいるけど、ほとんど相手に自分の気持が伝わっていないし、相手の気持ちも伝わってきてないっていうのが、まぁ客観的事実としてみえてきちゃったよね、最近\(^o^)/」

自分の期待を通して、仲良くなろうとする

ニシカツ「よく思うのが、期待って怖いなってことなんだ。ぶっちゃけ何にも伝わってないし、何にも伝わってこないじゃん?もちろん、頑張って受け取ろうとはするんだけどね。でも、伝わらないとか、伝わってこないとか言えないところも、また屈折しているよね。これって、伝わってほしい・まるごと聞いてほしいっていう期待があるから、屈折するんじゃないのかな〜」

ミマキ「相手を、そういう人物像に勝手に仕立て上げてるよね」

ニシカツ「ほんとそれ(爆笑)」

ミマキ「例えるなら、わかってくるとホントギャグなんだけど、1つの映画を私達が見ていたとして。同じ映画見ているつもりでいるじゃん?で、カテゴリが“お笑い”くらいは共通だって思うじゃん?でも、一方はお笑いをみていて、一方はホラーを見ているくらい、違ってるんだよね。」

ニシカツ「うちらで例えるなら、“受け取って欲しい”っていう単語があるけど、自分が思うミマキのニーズを受け取ろうと一生懸命頑張ってみる(=情●大陸ばりに)んだけど、ミマキからみると、その行為がホラーにみえたりするよね(-_-;)」

ミマキ「あるある!笑。例えば、娘をお風呂に入れないと行けない時間帯なのに、あなたは、一生懸命自分の次の予定を準備するために先に歯磨きしてるとか。今、二人で娘を風呂に入れる時間だろ!って。お前が先に何をするかなんていうのは、このときはどうでもいいんだよ!ってイライラするよね(# ゚Д゚)あなたが情●大陸ばりに頑張れば頑張るほど、私は離婚したくなる。ほんと無理ーってなるやつね!(・∀・)」

ニシカツ「(´;ω;`)あれは風呂の時間が次の予定を押しそうだから、せめて先に自分の予定をこなそうと一生懸命頑張っていたんだってば!(# ゚Д゚)・・そして、ヒかれればヒかれるほど、俺は凹んで離婚したくなる。

ミマキ「まぁいいや。でも、最もギャグなのはさ、本当はそれで仲良くなろうとしていることだよね。」

ニシカツ「ほう。詳しく聞かせてもらおうか」

一緒だと思いたいから離婚する。違うと認識したから向き合う。

ミマキ「なんて言ったらいいだろうね。なんか“自分の中で考える、相手にとっていいこと”をやろうとする。それを通して仲良くなろうとお互い一生懸命なんだよね。簡単に言ったら自分の好きなモノ押し付けてる感じ」

ニシカツ「なるほど。相手が勝手に好きだと思って出した食べ物、食いたくねーよ!ってなるよね。でも我慢して食って、最後は“こんなに我慢してたんだよ!”ってキレだす。そして、自分が好きな食べ物を押し付けだす。この一連のプロセスに気付かないまま、いつの間にか爆発してるから、ホント厄介で絶望的\(^o^)/向き合う気失せる\(^o^)/違いなんて楽しめない\(^o^)/

ミマキ「まぁ、ズレていることを認識していれば、絶望的にそうなるよね(笑)でも、それがみえないから困っているんでしょ?」

ニシカツ「そうか。ズレていることを認識した時に、向き合うかどうか?という選択肢が生まれるけど、それがみえない状態だったら、別れるとか離婚するという考え方に流れるよね」

ミマキ「まぁ、離婚理由第一位だしね。性格の不一致・価値観の違いって。一緒だって思っていたから“こんなはずじゃなかった”で離婚でしょ?そもそも一緒じゃないからね。土台が一緒なんてことはありえない」

ニシカツ「いやぁ、本当さ、一緒だと思っていたことがことごとく崩れていくことが、夫婦関係の醍醐味だよね。笑」

ミマキ「え?私はそーゆーのあんまり思ってなかったよ\(^o^)/でもちょっとはあった。まぁいずれにせよ、共通の土台がほしいんだね」

ニシカツ「“同じ”と思っていたところが崩れた時に、向き合うか?自分の“同じ”を押し付けあって離婚に行くか?だよね。だから共通の趣味とか、価値観が合うとか、そういうのを結婚相手として探そうとするんだね。“同じ”が崩れるのが、怖いもんね」

ミマキ「自分の価値観の中の作る“同じ”は、絶対“違う”が出てくる。まぁこれはメカニズムですからね。それでパートナーを探したり、夫婦生活を続けようとしたら辛いよね」

ニシカツ「本当は、そもそもその自分の中の価値観がないところに、共通があるんだけど、興味がある方はお会いできれば、というところで締めましょうか。で、ミマキはスマホいじってるけど、何見てるの?」

ミマキ「え?腰痛の治し方(*´ω`*)だって腰痛いんだもん」

ニシカツ「こっちは記事かいとんじゃボケ!!!ヽ(`Д´)ノプンプン」

ミマキ「これも、自分の中の価値観の中に、同じはないというケースです(*´ω`*)」

ニシカツ「( ゚д゚ )」

おしまい

まとめ:そもそも“同じ”は自分の中に絶対に存在しない

いかがでしたか?私たち夫婦は、そもそも違いを認識するところから、違いが生まれるメカニズムを通して、共通を築いていくことを常にしています。

しかし、そもそも自分の中から出発して、相手に“同じ”を求めれば求めるほど、関係性は離れていくことに気づかない限り、向き合うという選択肢すらうまれません。

それに気づかない状態では、向き合っているのではなくて、自分の好きな食べ物を押し付けあっているだけです。その違いを意識しながら、夫婦関係だけに限らず、職場の人間関係も築いていけたら、あなたも、より仲良くなる人間関係が築けていけますよ。

私たちも未熟です。ぜひ、一緒にそんなモデルとして活躍できるカップル・夫婦になっていけたら幸いです。

About The Author

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「ガミガミ子育てから、ゆるゆる子育て」をする家庭を増やすために、このサイトを立ち上げました。

夫婦2組で創業し、名実ともに自分たちも「ゆるゆる子育て」を実践しています。

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