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人間関係の問題を突破する上での課題に、個人主義が立ちはだかっている

約 4 分
人間関係の問題を突破する上での課題に、個人主義が立ちはだかっている

人間関係を突破する上での大きな課題に、個人主義あり

こんにちは。西勝です。

RelationShift㈱では、個人中心の人間関係から、関係性中心の人間関係を提案しています。

さて、夫婦・家族・地域・学校・企業などなど、あらゆる組織がありますが、どうして人間関係の問題が尽きないのでしょうか?その答えに対して、1つどうしても通らなければならない課題があります。

それが何かというと「個人主義」です。先に伝えますが、だからといって私は、全体主義に賛同していません。

なぜ、個人主義が人間関係の問題において、通らなければならない課題なのでしょう?

もう少し論理展開が必要なので、具体的にイメージしてみましょう。例えば、ここに夫婦がいるとします。奥さんは結婚して子供を2人身ごもりたい・旦那さんは、結婚だけでいい。

こうした時に、一体どうすれば2人が理想としている家族そのものに、なれるのでしょうか?

巷にある解決策は・・・

  • コミュニケーションする
  • お互いのより深いニーズを知る
  • お互いの妥協点を探る
  • 納得し合える結果を模索する

ここから派生して、より個人を細分化し、男の特徴・女の特徴を理解し合う、パートナーシップコンサルだったり、心理学・カウンセリング・コーチング・NLPといった実践的な(笑)スキルへと発展します。

ではそれによって、2人が理想としている家族そのものに、なれるのでしょうか?

常に大前提を見逃して、関係性を疎かに。

ここでの大きな落とし穴は、「話せば分かりあえる」「より深く知れば分かり合える」という大前提に立ってすべての物事が進んでいること。今の人間の機能上、話しても絶対に分かりあえませんし、より深く知っても分かり合えません。

そんな状態で、理想としている家族そのものに、なれるのでしょうか?

ここまでついてきて下さったあなたなら、お分かりの通り、答えはNOなんです。

更にこれらの大前提が「個人主義」にあります。

ここでの定義は簡単に「あらゆる局面において個人の判断を優先すること」としましょう。

私はここからココまでしか受け入れないぞ。という境界線を「無意識に(笑)」引いていて、相手を思いやっていると見せかけた“私”の判断を優先することしか、今までの変化パターンを持ち合わせていません。

これが正に、個人中心の人間関係のつくり方です。この厄介なところは、自覚がないところです。私だって出てきますよ。だって、無・意識ですから。

では「あ、個人主義やってる(゚A゚;)」と、ショックを受けるためには、何が必要なのかといえば、関係性中心の人間関係を持つことです。

先程の夫婦の例で言えば、「子供が2人!」と「結婚だけでいいじゃん!」という個人中心の判断の境界線がぶつかり合っていますね。

これを、自覚し続ければ、否が応でも、いい加減、自分の正しさではない、何かが必要なのではないか?と、ベクトルが、お互いの関係性のために、個人の引いている判断の境界線の変化を優先し始めます。

これをやり続ける決断をお互いがしていることが、何よりも理想の夫婦・家族・会社の人間関係をつくることの、第一優先だと考えているのです。

ですから、個人の本当の意義とは、個人から関係性にアイデンティティが進化することだ、と私は考えています。

なにそれ?どういうこと?うーん、そんな風にできたら良いけどさ。もしかしたら、あなたもそんな想いがあるかもしれません。しかし今回の記事でも、たくさんの大前提が隠されていましたよね。

  • 話せば分かり合える→“分かり合う”という定義もお互い違うから、絶対に無理です
  • 深く知れば知るほど、理解ができる→自分のイメージの中で深く知っても、理解には及びません
  • 個人の判断を優先するしか、コミュニケーションの仕方を知らない

誤っているのに、これを大前提に広がっている、巷の色んなスキルたち・・(´;ω;`)

それに「待った!」をかけるために、RelationShift㈱は人間関係の最優先課題である「観点の問題」をご紹介しています。人間には、機能的な問題が、実は隠されているんです。

まずはこれを理解することで、関係性中心の人間関係の第一歩を踏み出す準備ができますよ。

詳しくは、メールレターで配信していきますので、ご一読ください(*´ω`*)

About The Author

relationshift
「ガミガミ子育てから、ゆるゆる子育て」をする家庭を増やすために、このサイトを立ち上げました。

夫婦2組で創業し、名実ともに自分たちも「ゆるゆる子育て」を実践しています。

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