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【漫画名シーン解析Vol.2】NARUTOから学ぶ「ルールや目的よりも仲間」

約 4 分
【漫画名シーン解析Vol.2】NARUTOから学ぶ「ルールや目的よりも仲間」

ルールや目的は何のためにあるのか?

こんにちは、毎週10作の漫画を読み続けているヨシケンです。

第1回に引き続き、2回目も「NARUTO」から。

「仲間を大切にしない奴は それ以上のクズだ」

今回取り上げるシーンはナルト達の指導者として登場したカカシ。失格すればアカデミーに戻されてしまう厳しいサバイバル演習の最後に、カカシが教えた最初の指導シーンです。

カカシ「忍者は裏の裏を読むべし、忍者の世界でルールや掟を破るやつはクズ呼ばわりされる。
けどな、仲間を大切にしないやつは、それ以上のクズだ」

ルールや掟は集団で目的を達成するために設けられるものです。
即ち、目的がなければルールや掟はありません。
しかし、戦争の中で仲間を守ることが本来の目的だったのに、相手を倒すことが目的になってしまって、目的は時に仲間よりも優先されていました。その為、任務は成功しても多数の犠牲者を出すといった本末転倒な状態に。

この台詞はカカシの、過去の辛い体験が元になっています。

出典:NARUTO-ナルト- 巻ノ二十七 125ページ 著者:岸本斉史

まだカカシが若かった頃、一緒にチームを組んでいたライバルのオビトが、カカシがルールや掟、目的を重視しすぎたとき、掛けた言葉です。

この後、オビトはこの言葉通り、ルール掟より仲間を優先して、カカシを守って命を落とします。(正確には重症を負い行方不明になります)

この辛い経験から、カカシはNARUTOたちにも同じ経験をさせたくないと、この言葉を最初の試練の時に伝えたのでした。

「忍者は裏の裏を読むべし、忍者の世界でルールや掟を破るやつはクズ呼ばわりされる。
けどな、仲間を大切にしないやつは、それ以上のクズだ」

現代にも通じるこの言葉の本質とはなんでしょうか?

「仲間よりお金が優先されている現代」

ここ数年人と人の関係性がどんどん薄れていっていると感じている方は多いのではないでしょうか?

インターネット、スマホの普及によって簡単に情報が手に入るようになり、色々と便利になっている側面はありますが、反対の側面では情報が氾濫して何をどう判断すればいいか?わからない時代になってきていると思います。

そうなると人はわかりやすいものに流されます。
それがお金や地位といった目に見える結果ではないでしょうか?

その結果、幸せになるのが目的だったのにいつの間にか、お金稼ぐのが目的になってしまっていませんか?

そしてお金で繋がる関係性しか出来ない。お金がないと人とつながれない。
そんな人が増えてきていると感じます。

ではどうすればお金優先ではなく人間優先、仲間優先の人間関係が築けるのでしょうか?

そのカギは2つです。
一つは自分をどう認識し、相手をどう認識するのか?
もう一つは、それぞれが仲間を優先する決断を共有することです。

実は人間と人間関係にはお金の力を遥かに超える可能性があるんです!

NARUTOのシーンでも、カカシの自分自身の認識は仲間であるオビトを失った時に初めて気づいたものでした。
そこまで、自らの認識と仲間の重要性に気づけなかったんです。

では現代に生きる我々はどうやって、自分をどう認識しているのか?を気づけば良いのでしょうか?

そのあたりをメール講座では紹介しています。
是非、登録してみてくださいね。

あなたは、お金をすべて捨てても作りたい関係性がありますか?

参考:【漫画名シーン解析Vol.1】NARUTOから学ぶ「本当の強さとは何か?」

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「ガミガミ子育てから、ゆるゆる子育て」をする家庭を増やすために、このサイトを立ち上げました。

夫婦2組で創業し、名実ともに自分たちも「ゆるゆる子育て」を実践しています。

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