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【3ヶ月・赤ちゃん・ワンオペ育児からの脱却】妻に育成されている夫の話。

約 7 分
【3ヶ月・赤ちゃん・ワンオペ育児からの脱却】妻に育成されている夫の話。

育児をすればするほど、夫・妻と仲良くなるために

こんにちは。ニシカツです。世間ではワンオペ育児たる単語が大流行しています。僕自身も20代、30代の方にセッションをしながら、「子どもの世話については・・」と口ごもる方が多数。

それだけ、育児に関して、更に夫婦関係に対して何かしらの悩みを抱えている方は、全員であると断言したいです。全員ということは、もちろん私の家庭もそうであるわけで。私自身、現在3ヶ月の娘がおりまして、育児真っ最中。嫁だってイライラする時もあります。

そんな中、ワンオペ育児からいかに脱却していったのか?ということを、妻とのコミュニケーションによって工夫されていった夫である僕の学びを、赤裸々に話してみたいと思います・・もちろん、まだ未熟ですが。

と、その前に、簡単にワンオペ育児について、にわか知識を披露させてください。

ワンオペ育児とは?

ワンオペ」とは「ワンオペレーション」の略で、ファストフード店やコンビニエンスストアなどでの一人勤務という過酷な労働環境を指す言葉であるらしい。 この「ひとりで何もかも」という状況が、ひとりで仕事・家事・育児のすべてを回していかなければならない母親の「ひとり育児」と似ていることから、ネットを中心に広く使われている。

ー妻に「ワンオペ育児」をさせる夫の傾向5

この「ひとりで何もかも」という状況が、正に母親の「ひとり育児」と似ているところから付けている。というポイントに気付いてワンオペ育児を脱却していく必要があるんだと思います。

よく巷であげられているのは、「大切なのは、相互理解だ」という言葉。それはそのとおりなんですが、僕なりの言葉で言えば「妻・夫をひとりにさせない」ということが、最も大切な相互理解のポイントだと思っています。

だからこそ、お互いの立場を考えてみようとする。その行動は大切なんですが、実は、お互いのイメージの中で、お互いの立場に勝手に立って理解し合おうとしている状態です。当然、お互いの期待とズレます。

さらにその上で「いやぁ、お互い大変だよね」で終わらせていて、また同じような言い争いが起こっていませんか?それは相互理解とは言えません。つまり、勝手な相互理解を繰り広げているだけで、本質的には相互理解をしていないんですよね。

相互理解が難しいから、努力したこと

ということで、妻から何度も「育児を1人でやっていると思わせるな」ということを言われました。これは育児の前の夫婦生活も同じこと。例えば普段の家事や、イベントごとで言えば結婚式の案内状を送ることや、当日の準備などについても同じで「1人でやっていると思わせるな」というポイントが重要。

妻とのコミュニケーションで気付いたことは、例えば子どもに接する時間や量でみた時に、それが妻の方が多かったとしても、「一緒にやっている感覚」が常にあれば、時間や量はそんなに気にならないというところです。

これは男性である夫の目線からみては驚きでした。極端に言ってしまえば、男性(僕自身)は結果を中心にみますから、「おむつを3回変えた」「寝かしつけを2回した」などの結果によって貢献度が決まると本気で思っています。

このポイントが「育児を協力している」という相互のイメージのズレに繋がっていました。

時間を共有することにより、みえてきたこと

なのでやっていることは、互いに一緒にやっている感覚をつけていくこと。具体的には、時間の共有をしています。

ここは私たち夫婦の特異な点ですが、私たちは同じ仕事をやっているので、朝から晩までのスケジュールを共有し、いつお風呂に入れるのか?いつ料理をつくって、洗濯をするのか?いつ仕事をするのか?という事が、自ら決められる境遇にあります。

なので、毎日それを決めていきながら、お互いのことを意識しながら仕事や家事を行っていきます。例えば私が仕事で外に出るときは、娘のお風呂のセットを準備して(たった2分で終わる)、「じゃあ後はよろしくね」とコミュニケーションをします。

たった2分のことですが、これだけでも全然違いますし、僕自身もセッションルームに向かいながら「今頃、嫁は娘を風呂に入れているんだなぁ」と意識をしていることで、互いのつながりも、不思議と深まっているんですよね。

しかし、疲れていたり、いっぱいいっぱいになった時は、そうはうまくいかずに、お風呂のセットを忘れたり、妻の時間の流れを気にしないで、勝手に動いてしまうこともあります。そんな時は、また言い争いが開始されます。

このように、相互理解をするにあたって、お互いに1人にしないために時間を共有したのですが、やはりぶつかるものはぶつかる。別にぶつかることは個性ですから良い悪いの議論ではないのですが、お互いに判断が触れて消耗することは間違いありません。

これを楽しめるためにはどうすればいいのか?ということで、今学んでいることが役に立っています。

それでも難しいから、勉強したこと

質問ですが、あなたはなぜ、コミュニケーションはズレるのか?明確な原因が分かりますか?なぜ、あなたは夫にキレるのか?なぜあなたは妻にキレるのか?というポイントを自ら掴んでいますか?

これは明確に分からず、ポイントも掴めていません。原因が明確にわかれば解決策がみえてきます。実は、その原因もコミュニケーションのズレも目にみえないから、わからないんですよね。

私たちは、それを認識できる技術をつかってコミュニケーションしていくことで、夫婦関係のイメージを全く違うものに変えて、実験的に関係性を深めることを楽しんでいます。

ここでは多く語りません。具体的な事例は、こちらをご覧ください。

それでも難しいから、お願いしたこと

これを学んだことにより、お互いのコミュニケーションの質がぐっと深まりました。しかしながら、こんな事件あんな事件が勃発しております。。やはり夫婦は「今まで長い付き合いなんだから、◯◯と言ったら◯◯でしょう」という当然がついていくんですよね。

そこから絡まって出てくる言い争いを、中々最初の状態に解くことって難しいです。だからこそ、気付いたことがありました。それは、夫婦のことは夫婦では解決できないということ。

だからといって、例えば私たち夫婦の言い争いを外側からみてくれるとしても、その人が、そもそもなぜコミュニケーションがズレるのか?が分からずに、主観で判断してもらっても困ります。

だからこそ、理解のあるもう1組の夫婦が必要でした。そして、今の会社があるというわけでございます。自然発生的にこのようになったのですが、これもなにかの縁だなぁと感じています。

まとめ:「喧嘩するほど仲がいい」を、地でいこう

このように、「1人にさせない意識」や「コミュニケーションがズレる根本的な理由」を理解して実践する中で、最も育ったのは何かといえば、妻との愛です。言い争いは悪いものではなく、言い争いによって、本当はクリエイティブが生まれるものです。

だけれども、言い争いが、同じところで繰り返されているなぁと思ったら、それは違いを認めあっているのではなく、違いを諦めて、活かそうとしていないのです。

そういうもんじゃんか。と思いますか?それとも、それは何とか変えたい!と思いますか?もし、後者の方ならばお薦めしたいプレゼントがあります。

それは、私たちと一緒に仕事をしている、吉川夫婦が、夫婦関係が冷戦状態から暖かい状態になっていった具体的なストーリーです。そちらも合わせてご覧ください。

あなたの、ワンオペ育児が脱却されて、育児をすればするほど、夫・妻との愛が深まる関係性が生まれていくお手伝いができれば嬉しいです。

About The Author

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「ガミガミ子育てから、ゆるゆる子育て」をする家庭を増やすために、このサイトを立ち上げました。

夫婦2組で創業し、名実ともに自分たちも「ゆるゆる子育て」を実践しています。

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