子育てのイライラは、3つのポイントを解消すること
こんにちは。ニシカツです。
- 子供は可愛いけど、いつも一緒にいると気が滅入る
- 夜泣きはひどいし、言うこと聞かないし
- もう嫌になる
- 夫が何にも協力してくれない
- 自分はダメな母親だ
毎日、子どもと一緒に過ごしていれば、子育てのイライラって募るばかりですよね。そんな中、世の中はどんな風に解決策を提案しているんだろうか?と調べてまとめてみると、3つの方法にまとめられました。
1. 原因を知る
ママが「ちゃんとした母親でいなきゃ」と思えば思うほど、子どもは暴れるか閉じこもるかで、何かしらの反応を示します。この原因は、ママが子どもだった頃のトラウマだという整理です。
そのようなトラウマが癒えていないと、例えば子どもが思い通りにならなかったりすると、感情的になってついカッとなってしまいます。例えば、眠いのに、ずっとギャンギャンと泣かれたり、「一緒に◯◯しようか」と言ってもイヤイヤと言ったり、人がいる前で騒がしかったり・・そんな子どもを見て、気が滅入ってしまいます。
それに似たような整理で枠があるという整理もあります。つまり、ママ自身が「こういう子どもは◯、こういう子どもは×」といった枠があり、子どもがその枠からはみでた言動や行動を取ると、イライラしてしまうという整理です。
どちらも、根本的な原因にみえそうですよね。あなたは、どんな枠を持っていて、どんなトラウマを持っていましたか?そんな事を考えてみるといいかもしれません。
2.思い方や行動を変える
では、このようなトラウマや枠に気付いたときに、次は何をすればいいのか?というと、思い方の変化をすることだと多くの解決策では提案しています。
例えば、ギャンギャン泣いている子どもを見ながら「これは私が子どもの頃に本当にしたかったことを、代わりにやってくれているんだ」「私ができなかったことを、代わりに子どもがやってくれているんだ」と、今までのトラウマによって、イライラしていた状態の思い方を変えて、トラウマの傷を癒やすということです。
また、枠があることを知ったならば、「別に何を選択したとしても私が選択したこと、◯も×もないんだから、大丈夫。あるがまま選択したんだからOKだよ。」と自分にOKを出してあげることだといっています。
他にも「思い通りにさせたいけど、子どもと私は、そもそも違う」と思うことで、思い通りにさせたくなる状況を脱するといった変化の方法を提案しています。
3.未来を描く
最後はこれ。例えば、自分自身の調子がよく、子どもも機嫌がいいときは、落ち込んでいる時と全然気分が違いますよね。そんな時に、将来子どもが大きくなった時、どんな事を子どもに言われたいのか?またその時は、どんな家族の状態なのか?といった未来を想像して、それに向かって頑張ろう!とモチベーションを高めることを提案しています。
その未来がイメージできていれば、今が困難であっても、その未来が待っている!とイライラする状態を軽減することができる、といった整理です。
これらの解決策は、どれもある一定の効果を持つと思いますし、素晴らしい解決策ですよね。あなたなら既に、実践してみたかもしれません。
ですが、これだけでは不足があり、不足分を満たせれば、これらの解決策も、とても大きな効果を得ることができます。まずは、3つの問題を紹介させていただきますね。
問題点1:心の中の枠がみえない
「私のトラウマってこれだろうか」「きっとこれかもしれない」という形で、なんとなくみえているかもしれませんが、それが本当に自分自身のトラウマや心の中の枠なのか?が判断できないところです。
判断できない理由は簡単で、生まれたての赤ちゃんの時は、枠がなかったのに、枠が発生したのは、なぜ、どこから、どのような仕組みで生まれるのか?といった枠が生まれるメカニズムが認識できないからですよね。
その構造が認識できずに、過去の事を探ろうとすると、傷をえぐるのと近い行為にもなりかねないので、逆に執拗な「癒やし」が必要になってしまいます。
逆に「そんな痛いことはやらなくても大丈夫、自分の選択だから」としても、結局、心の中の枠はみえないですから、中途半端に過去をみて、余計混乱するといった状況になりかねません。
問題点2:思い方や行動の土台が変わらない
すると、枠の中で思い方を変化させているだけであり、子どもとの共依存が引き続き行われます。ママと子どもにある共通の土台が「トラウマ」をベースとした関係性ですからね。
トラウマに気付いて思い方を変えた所で、それを薄らいで子どもと接するか、トラウマが濃いまま子どもと接するか、という違いだけで、根本的な原因が消えていません。そうすれば、結局のところ、薄らいだものの、そのトラウマは子どもに引き継がれていきます。
問題点3:未来を描いても、関係性がないと現実化しない
ママの内面がたとえ変化したとしても、家庭にはパパもいますよね。変化した状態がパパになかなか伝わらず、パパは今ままでのあなたを、みてくるでしょう。それに、長年付き添った人だからこそ、過去の蓄積が多いために、あなたも「夫のせいで私は・・」という思いが出てきますよね。
私も、妻とこんな事件を起こしました。。
結局、家庭という海が変わらないと、子どもというお魚が気持ちよく泳げませんから、夫との関係性が変化することは、家庭内を変化させる上でも、必須条件ですよね。しかし、習慣化ができずに諦めてしまい、ママが学んだコミュニティーの方が居心地よくなってしまい、夫との関係性は後回し・・という話はよく聞きます。
まとめ:みえなかった枠組みを認識して、出会い方を見直してみる
さて、私たちは夫婦2組で会社をやっていますが、子育てにはやはり夫の協力は必須だなと思っています。
ただ、日本はまだまだ男尊女卑的なところがあるなぁ。と思います。「ワンオペ育児」なんて言葉が2017年に流行っているくらいですからね・・同様にイクメンなんて言葉ができあがるのも「旦那は育児をしない」というのが前提にあるからですし。
夫の方もそうして子育てに関する、自分でもみえていない前提・枠組みを持っているでしょうし、それは根本的な1つの「こうするべき」という正しさから発生します。僕自身もそうですからね・・
もちろん、ママであるあなたも、自分でもみえていない枠組みがあるから、イライラするわけです。みえなかった枠組みがみえることで、子どもや夫との関係性の築き方を変える方向性がみえてきますよ。
では最後に、ミマキより、一言いただいて、終わりにしたいと思います。
これを男子が書くってすごくね?と単純に思いました。
それぞれの枠組みを持ったままだと、イライラはとまらないなと、私自身も子育てをしていて思います。
みえていない枠組みが一体何なのか?ということを発見するために、まずはセッションを受けた方の事例をメール講座で紹介していますので、良かったら読んでみてくださいね。
未来のあなたの家庭、そして子どもの未来のためにも、まずはご自身からの変化を、一緒に楽しんでみませんか?実はそれが、ストレスを解消するはじめの一歩です。
この記事があなたにとっての、ストレス解消の道になれたら嬉しいです。
- 参考記事(本質を見たい方はこちら):はじめての育児。赤ちゃんは可愛いはずなのに、新生児の育児が不安でたまらない。でも、本当は、育児を楽しみたいあなたへ。