職場での人間関係諦めてませんか?
こんにちは。ヨシケンです。職場の人間関係で悩むことって多いですよね。
今回は我が社で実際にあった事例をもとに、コミュニケーションはどこでどのようにズレているのか?を解説していきたいと思います。
簡単な自己紹介
- にしかつ:RelationShift㈱の代表取締役社長。4年前からフリーランス“ハートトラベラー”としてセッションをしながら全国回ってなう。ネットで記事をたくさん書いてたのでHP担当。一緒に協力していた嫁のミマキと2015年に結婚。
- みまき:RelationShift㈱の取締役。4年前からカウンセラーMIMAKIとして、こちらも対面セッションしながら企業や個人を相手にする。最近娘を出産。現在3ヶ月で可愛すぎる
- よしけん:RelationShift㈱の代表取締役。理系出身の営業でロジカルに話すのが得意。現在は東京に単身赴任中。3児の父でありリカの旦那。
事件は突然起きた!
にしかつ「ね〜ね〜ヨシケン、ちょっといい?」
よしけん「いいよ〜どうしたの?」
にしかつ「いやさ〜HPの記事のカテゴリの件なんだけど、いつの間にか新しいカテゴリが増えてるんだけどこれってどういう事?( ゚д゚)」
よしけん「あ〜、この間書いた自己否定の記事なんだけど、既存のカテゴリとは違うと思って新しく作ったんだよね。」
にしかつ「え?どういう事?、それって相談無いよね?そんなに無闇にカテゴリを増やされると困るんだけど。」
みまき「私もその話全く聞いてないですよ〜、相談なしに増やされると困りますね(●`ε´●)」
よしけん「あれ?そうなの?、だってこの間、漫画を題材にした記事を書いた時、新しくカテゴリ増やしたじゃん。それと同じだと思って増やしたんだけどダメだったんだ?^^;」
にしかつ「え?何言ってんの?( ゚д゚)、ダメに決まってるじゃん。そんな事したら、色々なカテゴリ増えてHPがメインコンセプトとの整合性がなくなってただのブログになっちゃうじゃん。それこの間も言ったよね?どういうこと?」
よしけん「そうだったんだ。それは申し訳ない・・・でもな〜なんか変だな〜Σ(゚Д゚)」
事実と主張のズレ
では事実と主張を整理してみましょう。
事件発生までの事実
- にしかつはカテゴリは整合性を持っている必要があると全員に伝えていた
- よしけんは漫画の記事を書いた時、カテゴリを増やす相談をニシカツにした。ニシカツは相談を受けてカテゴリを増やすことに同意した
- よしけんは自己否定の記事を書いたときに、二人に相談せずに新たにカテゴリを増やした。
- みまきはどちらも事前に聞いていない
事件時のそれぞれの主張
- よしけん:以前に漫画の記事を書いた時、相談してカテゴリを増やせたんだから今回もそれと同様に増やしても問題ないんじゃないか。なぜ俺だけが責められるのか?イライラ。
- みまき:どちらも相談せずに増やすのはやめてほしい。イライラ。
- にしかつ:前に漫画の記事のときにカテゴリを無闇に増やすのはやめてほしいと伝えた(しかし、明確には伝えていない)はずなのに、勝手に増やされてしかも、増やすことのデメリットを認識していないとはどういうこと?ホントやめてほしい。イライラ。
事実と主張のズレ
- よしけんは漫画の記事を書くときに、カテゴリを増やすことをにしかつに同意を得たという事実から、にしかつの言うカテゴリの整合性を満たしたと勝手に判断し、新たなカテゴリを勝手に作ってしまった。
- にしかつは漫画の記事の時はカテゴリを増やすことが整合性の範囲内だと判断した。しかし、自己否定の記事でカテゴリを増やすのは整合性の範囲外であり、そこから改めて判断すると漫画の記事のカテゴリも範囲外だと判断した。その結果、漫画の記事のときによしけんに整合性のイメージを伝えているのに、分かってもらえなかったことに怒っている。
- みまきはカテゴリの整合性について西勝と共通認識は取れている。しかし、カテゴリを増やしていたこと(漫画の記事も自己否定の記事も)が問題なのではなく、増やすことを事前に聞いていないことが問題だと感じている。
それぞれの大前提とは?
それでは、それぞれはどういった大前提から観ていたのでしょうか。
- よしけん:メンバーに確認はするけど、中途半端。中途半端でも「大丈夫」と判断し進める。
- にしかつ:メンバーに自分の判断は曖昧にして伝えず、相手に合わせるほうが優先、基本的に自分は合わせなければならないと感じている。漫画の記事の時は、ヨシケンに合わせて判断していたが、自己否定の記事になったらミマキに合わせて判断している。
- みまき:どんな意思決定もメンバー全員で判断すること。全てが関係しあっていて一つがズレると全てがズレる。
どうでしょうか?それぞれの大前提がわかると主張がどこから来ているのかわかりますよね。
しかし、通常大前提は目に見えないためわかりません。
ではなぜ、大前提を文章化して話をできるのか?というと、その裏には、大前提を認識する技術を通したコミュニケーションがあるからです。
そうすることにより、私達もストレスな人間関係からクリエイティブな人間関係へ移行し、今回のズレもギャグとして捉え、更に、今後の進化の材料となり、このような記事が完成しています。
どんな内容でも、クリエイティブに変えて、このように商品にしていければ、社内の人間関係の質が変わり、ひいては結果の質も変わってきますよ。
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