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【営業の謎】顧客とWin−Winの関係が出来ない理由

約 5 分
【営業の謎】顧客とWin−Winの関係が出来ない理由

Win-Winって簡単に言うけどさ

こんにちは、15年間Win-Loseの関係性をやり続けて絶望したヨシケンです(-_-)

今回は営業シリーズ第2弾「顧客とWin-Winの関係が築けない理由」です。

営業の世界ではよく、Win-Winの関係性を築け!って言われます。

ビジネス的にはそうすることで、顧客とのより良い関係性が築けて持続的に両者が反映していくからと言うのが定説です。

しかし、言うは易く行うは難しで私も何度もチャレンジしましたが全然出来ませんでした。

そんな私は、

・Win-Winって建前だよね?

・Win-Winって適度な関係性でしょ?

・そもそも何をもってWinなんだろうか?

・社内の人ともWin-Winじゃないのに、社外でなんて無理。

なんて、言い訳してました(-_-)

でもWin-Winにはなりたいので、自己啓発、心理学、先輩に聞いてみる、相手の立場に立ってみると色々とやってみました。

でも、どうにもこうにも上手く行きません。結局、自分がWinで相手がLoseか、自分がLoseで相手がWinの関係性しか築けないんです。

一時的にはそう見える取引もありました、しかし持続的にWin-Winの関係性を築くことは出来ませんでした。

それは何故でしょうか?

実はそこには大きな落とし穴があったんです。

Winが成立する条件

Win-Winが成立するためには、まずWinが成立する必要があります。

ではWinが成立する条件とは何でしょうか?

それは「Winの定義によって無数に変化するから一つじゃないよ」と思われるかもしれません。

しかし、実はそれ(Winの定義がバラバラだということ)も含めた上で、Winが成立するたった1つの条件があるんです。

それは「Loseが存在すること」です。

え?そんなの当たり前じゃんと思う方もいるかもしれません。でも、正にこの当たり前に落とし穴があるんです。

Winの無いLoseは存在せず、Loseの無いWinは存在しない

前章でWinを成立させるたった1つの条件は「Loseが存在すること」とお話しました。

しかし、コレは逆説にも同じことがいえます。つまり、Loseが成立するにはWinが存在することが必須条件ということです。

これをみてもわかるように、WinとLoseは切っても切り離せない関係性です。Winが存在するということは、必ずLoseが存在するということ。

というか、Winを定義した時点で意図せずとも同時にLoseは定義されます。例えば、Winを「取引相手と自分の双方に利益が生じること」と適宜した時点でLoseは「取引相手と自分の双方に損害が生じること」となります。

そして、Loseの無いWinは存在しないため、必ずWin-Winし続ける関係性は不可能であり、Lose-Loseし続ける関係性も不可能です。すなわち、Win−Winが成立し続けることはありえないんです。

すなわち、Win-Winが成立するには何処かにLoseが存在する必要があります。そうなると、Win-Winといえるのでしょうか?

こうなるとWin-Winのみが存在することは不可能のように思えますよね?

Win-Win−ALLWinが可能になる条件とは?

まず、Win-Winが成立するには、Loseが無いことが条件となります。即ち、Win-Win−ALLWinと同義ということです。

しかもWin-Win−ALLWinは誰か1人のWinが成立することでは意味が無いんです。人間共通のWinが必要となります。

しかし、残念ながら私達人間はWinが生まれる条件を知りません。人間共通のWinが発生する基準点(Winが無いところからWinが初めて生まれるところ)が見えないんです。

そもそもWinやLoseはどこから生まれたのでしょうか?人によってその定義はバラバラだとしても、Winという枠組みは同じです。それならばWinはなぜ、どこからどのように生まれてくるのでしょうか?

その基準点がみえない中で、Win-Winの関係性を築こうとしている状態ですから、あなたが自覚しているにせよ、していないにせよ、既にWinやLoseが発生した後に関係性を構築することになります。

なので一時的にはWin-Winの関係性は可能ですが、人間共通のWinが発生する根本的な基準点がみえないため、いつかはその条件にズレが生じLose-Loseの関係性になってしまうのです。

この問題に対しては、対応する手段が今までは、ありそうでありませんでした。

そうです。Win-Winの関係性が持続的に構築できるたった1つの条件は、目に見えないWinを、いかに見えるようにさせるのか?という技術が必ず必要になるんです。

ですが、そもそもWinの基準点はあなたと私も違いますし、千差万別です。そんな状態で、なにかしらの理論を学んだとしても、そもそもあなたの基準点でWinを捉えるので、その理論も、あなた独自のイメージで捉えるため人間共通のWinがわからず、根本的な解消に至りません。

ですから、まずWinがないところから、Winが発生する基準点を認識することで、Win-Winの持続的な関係性が築けるようになるんです。

RelationShiftのメール講座では、様々な事例を通して、Winが発生する基準点を認識する技術についてご紹介していますので、ぜひ見てみてくださいね。

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「ガミガミ子育てから、ゆるゆる子育て」をする家庭を増やすために、このサイトを立ち上げました。

夫婦2組で創業し、名実ともに自分たちも「ゆるゆる子育て」を実践しています。

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