仲良し夫婦を装い、実はいい夫しようとしていました
こんにちは。ヨシケンです。
いい夫に見せたい!って思った事、男性であれば一度は思う事ではないでしょうか?
私もそのうちの一人でした。
ではいい夫の定義って何なんでしょう?
- 家族のために働いて
- 良い給料を稼いでいて
- 妻に優しくて
- 家事も手伝って
- 仕事もできて
- 子供たちにも優しくて
って、上げてみると結構イケそうですね(笑)
そう、私はそんな夫だと思いこんでました。
どれだけ自分が勘違いしていたのか。
そしてどうやら重傷だったようで、当たり前のように私はいい夫だと思い込み自信持ってました。
なんで気付かなかったんだろう・・・(>ω<)
実は、妻に向いていなかった意識
いい夫って妻や子供のためにって思っていましたが、実は妻や子供はそんなこと望んでいなかったのです。
いつも妻は
「仕事大丈夫?、実はやりがいとか薄れてきてるんじゃないの?」
「ヨシケンてほんと私の話を聞いてくれないよね」
と言われていましたが、私は
「お前に心配されるほど、ヤワじゃないよ。何言ってくれてんの?」
「は?お前がいつも同じことばっかり言ってて聞くのに疲れてるんだよ!」
と思っていました。
結婚14年間ずっと。
そうするとどのようなことが起こっていたかというと
- どんなに稼いでも、妻から些細なことで文句を言われてイライラ
- いつまで経っても同じことで愚痴を言われる妻にイライラ
- 会話はしていても、いつも話を聞いてくれないと言われてイライラ
などなど沢山のシグナルがあったようですが、
仕事の方で成果が出ていて、給料もそこそこもらっていたので大丈夫と思っていました。
麻痺してしまった本当の想い
長年の蓄積からか、どんどん勘違いが起こり、自分自身が何のためにいい夫をやっているのか全くわからなくなっていました。
本来は妻ともっと仲良くしたい、子供たちを大切にしたい、という目的だったのにいつの間にか
そのための手段として必要だった「お金を稼ぐ」ことに目的がすり替えられてしまっていたんです。
しかし、そんな時事件が起きます。
前職私は外資系の医療機器の営業マンでした。
そのため、営業成績によって給料が大きく変動します。
成績によっては年収が倍増し、その逆の半減も起きるくらいに変動するシステムでした。
ある年、私は全国で3番の成績を出し多額のボーナスをもらうことができました。
しかし、そこから数年で給料は半減し、全然稼げない状態になってしまったんです。
増えるのは抵抗がありませんが、減る時は増えた分の落差も重なりメチャクチャ精神的に堪えます。
今振り返るとその前兆はありました。
大きな成果を出した年、私の自己イメージは実力以上に増大し、少しずつ仕事をサボるようになっていったんです。
それは家族に対しての対応も同じでした。
始めはお金を稼いできているので、家族も気づきません。
私も、稼げているうちは大丈夫。俺は問題ない。と大丈夫アピールを無意識にしてしまいます。
しかし、裏では
大丈夫をアピールしないと良い夫ではいられなくなる、いい男ではなくなる。
妻に男としてみてもらえなくなると、感じていました。
ここまで読んで頂くとお気づきかもしれませんが、いい夫は目の前の妻ではなく社会の判断、
特に資本主義である「お金を中心」に置いたものだったのです。
そんな状態を察知したのか、妻は私にメッセージを送ってくれていたのです。
- 「仕事大丈夫?、実はやりがいとか薄れてきてるんじゃないの?」⇒本当は不安なんじゃないの?
- 「ヨシケンてほんと私の話を聞いてくれないよね」⇒家族の方を向いてないよ
でもお金中心の判断にどっぷりハマってしまっていた私は、全く気づくことができなかったんです。
いい夫をやめた時、本当のいい夫に
なぜいい夫では無いことに気づけたか?
それは、まず自分が「お金中心」で判断していることに気付くことから始まりました。
お金が中心って実はホント気づきづらいんです。なぜなら現代は資本主義だから、それが当たり前過ぎて間違ってるなんて
思えないですよね。下手すると、「イヤイヤ、俺は家族のために稼いでいるから家族中心だよ!」と思うかもしれません。
では「稼げてなければ、家族中心ではなくなるんですか?」、そうじゃないですよね?
ですから、まず「お金中心」で判断していることに気付けなければ変わる方向性すら見いだせない。
気付いて、吐き出して、気付いて、それを吐き出して。
妻とそしてRelationShiftの4人でやり続けた結果、やっとの思いで、なぜお金を稼ぐといい夫だと思いこんでいたのか?
なぜお金が私の価値を決めてしまっていたのか?
実は「お金中心」は木でいうと葉っぱや枝の部分で、根っこの部分ではなかったのだなという事がつながってきました。
自分という木の全体像が分かってきたのです。
では根っこは何だったのか?
それを発見するには、妻と向き合う必要がありました。
なぜなら、根っこは自分の無意識にあり自分では全く見えないからです。
しかし、妻と向き合うことこそ本当のいい夫への入り口だったのです。
いい夫は私だけのいい夫だった!?
いい夫をできてると思いこんでることに気づくのは1人ではできない事なんです。
なぜなら、当然すぎる当然で認識していない方も多いですが
「夫は妻がいないと存在できないから」です。
まずは妻と向き合うことから始め、向き合うって話すことだけではなく
お金中心になってしまった本当の原因はどこにあったのか?
そこに疑問符を持てることがはじめの一歩です。
お金を稼ぐことがいい夫という当然にヒビが入らないとスタートしないんです。
でも、どうやって本当の原因に気付くの?イメージつかないなという方へ
まずは、我が家のストーリーでどんな向き合い方、気付き方になるのかを体験してみてください。
そこから、自分の人生に上手くつなげていっていただければ嬉しいです。
皆さんもいい夫のふりをやめて仲良し夫婦になってみませんか?