
自分の”ちゃんと”の意味わかっていますか?
こんにちは。
リカです。
先日、「りかぱんだカフェ」というものを開催しました。
参加者の方と話していてとても面白かった事例があったので、ご本人の承諾を得て紹介します。
AさんとAさんの旦那さんの話
よく話し合いをされるご夫婦だそうですが、あるとき”ちゃんと”というキーワードについて話し合ったそうです。
事例としては、”食事後のコップを”ちゃんと”片付けるというのはどこまでかということ”
Aさんの旦那さんは「コップを洗って拭く」までが”ちゃんと”の基準
Aさんは「コップを水につける」までが”ちゃんと”の基準でした。
じゃあ、他のものはという風になって、色々な基準を話し合ったそうです。
そもそも、こんな会話する夫婦って多いのでしょうか?
”ちゃんと”のイメージがずれる3つの理由
1、そもそもイメージがずれていることに気付いていない
まず、そもそも論なのですがこのイメージの違いに気付いていない方が大多数です。
だから、わかっているでしょ前提で話が進み、行動が進むと
結局は
「ぜんぜんわかってなかったじゃないか!」
と喧嘩になってしまうわけですよね。
2、イメージがずれているのはうすうす気付いているけど旦那さん・奥さんに合わせられなかったと自己否定をしてしまう
これは、どんなことかというと。
旦那さんが奥さんに
「ちゃんとできていないよね」
と指摘した場合
奥さんは
『夫のちゃんとの基準に合わせられなかった私がいけないんだ』
となって自己否定してしまうパターンです。
この場合旦那さんのイメージを確認せず一応奥さんが思った旦那さんの”ちゃんと”のイメージをやろうとしてしまうのがポイントです。
奥さんは合わせているようで、実は旦那さんのちゃんとのイメージ確認してませんよね。
3、逆に、イメージがずれているとはうすうす気付いているけど旦那さん・奥さんに否定されたと思って反発してしまう
同じように旦那さんが奥さんに
「ちゃんとできていないよね」
と指摘した場合
奥さんは
『私がちゃんとできていないって言われた、基準が違うのはわかるけどあなたの基準には合わせたくない!!』
と思ってしまうパターンです。
奥さんは、自分の正しさがあって、旦那さんの正しさが受け入れられない状態です。
でも、2,3に共通することは旦那さんにも”ちゃんと”の正しさがある、それを奥さんに実は押し付けている状況だということです。
言葉のイメージの違い
前出のご夫婦は、夫婦で言葉のイメージの違いがあるということに気付いていて、そこの壁を乗り越えようという意思があったためこのような会話になりました。
じつは、これは子育てにも言えることでこどもの”ちゃんと”と大人の”ちゃんと”のイメージが往々にして違っているんです。
でも気付かないでやっているとホントずれちゃいますね。
あなたは、旦那さん奥さんの”ちゃんと”のイメージ知っていますか?
そして、自分自身の”ちゃんと”のイメージを知っていますか?
まず、お互いの言葉のイメージにズレがあることを知ってみましょう。
それが、お互いを知ることの第一歩になります。
でも、自分のことも分からない!
という方は、チェックリストをやってみてくださいね♪