外に目を向けすぎた人の末路
こんにちは。ニシカツです。仕事ができる人って、皆さんはどんなイメージがありますか?
最近は「多動力」という本も出されていますが、社内外問わず、様々なところに顔を出して関係性を築きながら、信頼と結果をもってくる人というイメージがあります。
カッコいいですよね〜そんな人。自分もそうなれたらいいな!と思って鋭意努力をしておりますが、実は我々RelationShiftの活動(夫婦2組で創業して、夫婦関係を中心にした人間関係のコンサルをしています)を話すと、こんな話をよく聞くんです。
経営者とか、仕事の出来るビジネスマンって、実は家庭内がボロボロということ、多いんですよね〜
あなたも、もしかしたら「あぁ、あの人そうだった。あの人もそうかもしれない」なんていう風に思い浮かんでいるかもしれません。
どうして、家庭内がボロボロに?
では、どうして仕事ができる人ほど、家庭内・夫婦関係がボロボロになりがちなのでしょうか?
ちょっと考えてみれば分かることです。社内外問わず、いろいろな人とネットワーキングをしているとなるとどうでしょうか?
家庭の時間があまり取れずに、夫婦間のコミュニケーション量が少ないのは明らかですよね。
「え?でも仕事ができるし、信頼関係を築けているということは、短い時間でも、奥さんや旦那さんと信頼関係が築けているんじゃないの?」と思うかもしれません。
しかし、セッションをしながら見えてきている事ですが、家庭と仕事はまったく違います。なぜならば、関係性の質の“深さ”が全然違うからです。
マンネリよりも、新鮮さを求めてしまう
これは男性に多いかもしれませんが、いろいろな仕事や人脈と触れ合う中で、そっちの方が家庭よりも楽しくて、家庭をほっぽらかして、熱中してしまうという状態。
こう言うのも難ですが、仕事はプロジェクト単位だったり、本当に無理であれば転職をすればいいですので、環境を変えるという行動を通して、人間関係を刷新することが可能です。
しかし、夫婦関係はそう簡単に変えることは難しいです。現に3回以上転職をしている人よりも、3回以上離婚をしている人の方が、少ないことは明らかでしょう。
そうなると、環境が同じ状態でも、クリエイティブを生み出していくことで、夫婦関係は楽しくなっていきますが、そのためには辛抱強いコミュニケーションを通した、深い信頼関係が必要です。
多くの人はこの辛抱強いコミュニケーションを通した、深い信頼関係の構築から逃げてしまいます。だから、例え仕事ができたとしても、多動力を持って行動ができたとしても、夫婦関係が冷えてしまっているのです。
しかも、新鮮さを求めて、なおかつそれが成功していたら、そちらの方向に流れたいのが人間の心理です。自分を認めてくれる居場所があるならば、そこに長居したいですから、更に家庭との距離が離れていきます。
こうして、仕事ができる人の家庭内が冷え切ったモデルが完成していくのです。
なぜ、人は易きに流れたいのか?
妻や夫、または職場でマンネリを感じている人と、継続的にクリエイティブな関係性を築けたら、どれだけ楽しいことでしょうか?しかし、それは中々難しいことです。
なぜならば、人間は過去の蓄積から自由になることができない、脳機能を持っているからです。だから新しい環境へ逃れることで、脳も楽だと感じてしまいます。
そこに打ち勝つためには、どうすればいいでしょうか?
RelationShiftが夫婦2組で創業している理由は、継続的にクリエイティブな関係性を築くチャレンジをしていくためでもあります。
もしかしたら、あなたは今、マンネリな関係性に危機意識があるのかもしれません。自分はどうなのかな?そんな事を思った方は、こちらのチェックを受けてみてくださいね。