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誰でもできる、仲良し夫婦の秘訣〜喧嘩は“きめつけ”からはじまる〜

約 9 分
誰でもできる、仲良し夫婦の秘訣〜喧嘩は“きめつけ”からはじまる〜

仲良し夫婦の秘訣は、きめつけを自覚するところから

登場人物

りか:よしけんの嫁。ひらがなの時は、ムキー!と常に当たり散らしている、残念な主婦。

ミマキ:りかの同僚。カタカナの時は本質的に質問を重ねていく。クリティカルヒットを相手に与え、シンプルに整理していくセッション士。

よしけん:りかの夫。単身赴任で東京に在住。ひらがなの時は、妻の気持ちがわからない残念な夫。

あらすじ

りかは、あることにとても苦労していました。それは旦那(よしけん)が全く手伝いをしてくれないこと。最近、上の子供が大きくなり「部屋が欲しい」と言うようになりました。

家の中に空き部屋はあるんだけど、りかとよしけんの置物がたくさん・・片付けようと思っているんだけど、結局一緒にやってくれない旦那。さて、どうする!?

りか「ミマキちゃぁぁーん、ちょっと聞いてよ。もう旦那(よしけん)が全然子育てに協力してくれないのーーー!!!!ヽ(`Д´)ノプンプン

ミマキ「・・へー。」

りか「冷たいよミマキちゃん(´;ω;`)そこもっと共感してよーー。わかるわかるうううぅぅぅーとか。ウチの旦那もさー!とかないの?」

ミマキ「いや、うちも色々ありますけど、お互いの役割で子育てを楽しんでいるので。。なんかすいません(._.)」

りか「だってさー、この前も“子供が自分の部屋が欲しいんだって”って何度言っても、“じゃあ部屋を片付けりゃいいじゃん”で、以上。それっきりだよ!?もうこの話、1年以上経ってるんだよ!!こっちは子供の野球とかお花の送り迎えもあるし、4歳の娘も寝かしつけたり、PTAの役員とかもあるのに、あっちは単身赴任で悠々自適なんだよ!!!ヽ(`Д´)ノプンプン

ミマキ「(あ、この人、話聞いてないわ)りかさーん、今、お部屋がどんな状況なんですか?」

りか「( ゚д゚)ハッ! ゴメンゴメン。うちは2階建ての戸建てなんだけどねー、長男・長女がそれぞれ部屋が欲しいって言うの」

ミマキ「お年頃に近づいてきますもんね」

りか「それで、2階に空き部屋があるのよ。そこを子供部屋にしようと思っているんだけどね」

ミマキ「うんうん。じゃあ空間的には空きがあるんですねー」

りか「そーそー。でねー・・・(*´ω`*)」

ミマキ「・・・?」

りか「私と旦那のモノと、子供のモノが空き部屋に結構あって、物置みたいになっちゃっているのよー(*ノω・*)テヘ」

ミマキ「あー、そゆことですか」

りか「それだからさー、旦那に相談したんだよねー。長男・長女が部屋欲しいっていうからさ、どうしようかーって」

ミマキ「それで、ヨシケンさんは、なんて?」

りか「じゃあ掃除しようって言うんだけどね、全然やらないんだよ!!でも自分だけでやるのもなんか癪だしさー!!あーもう、こっちはやることいっぱいなのに、たまの休みで帰ってくるだけだというのに、なんで全然やらないのかねぇ!!!!ヽ(`Д´)ノプンプン

ミマキ「(あ、またスイッチ入った)」

わ・た・し!が頑張っているんだ!をアピールしたくて、旦那が頑張っていないを決めつけたくなる。

ミマキ「ちょっとヨシケンさんに聞いてみましょうか。ヨシケンさんからみて、この話はどうみえているんですか?」

よしけん「うん、大体はあってる。オレは掃除する気、あるんだよ?でも、りかが“あんたは何もやってない!やってない”ってくるからさー!!!そうやって俺を決めつけるのが問題なんじゃないの?ヽ(`Д´)ノプンプン」

りか「あんたは呑気でいいよね!!!こっちは家のこと1人でやらなきゃいけないし、子供の送り迎えもそうだし、忙しくて大変なんだから!!!!それも知らずに全然子供のこと考えていないんでしょ!!!ヽ(`Д´)ノプンプン」

よしけん「それと掃除のことは関係ないだろー!!!!ヽ(`Д´)ノプンプン」

りか「関係あるわよ!大アリだっつーの!!!!!ヽ(`Д´)ノプンプン」

ミマキ「(あ、加速してる)」

よしけん「確かに単身赴任だから時間的に子供の面倒は見れてないよ!!けどさ、りかが、またそうやって俺の事を・・」

ミマキ「はいよしけんさん、りかさんを問題化しないでくださーい(・∀・)」

よしけん「シュン(´;ω;`)」

ミマキ「もう一度聞きますけど、よしけんさんは、一緒に掃除をして子供部屋を空ける気があるんですよね?」

よしけん「うん、あるよ」

ミマキ「じゃあ、りかさん一緒に掃除したらいいんじゃないですか?」

りか「いや〜でもさー、今まで全然やってくれなかったじゃん!?どうせ私がやらなきゃいけないし、他の事もやらなきゃいけないわけだからさー。」

ミマキ「あれ?りかさん、よしけんさんが一緒に掃除しちゃダメなんですか?」

りか「もうミマキちゃん、何度も言わせないでよおおぉー。だって今までやってくれなかったじゃん?私がやらなきゃいけないんでしょ?わ・た・し・が!ど・う・せ!!!!(#・∀・)

ミマキ「ちょっとよくわからないんですけど(゚A゚;)ゴクリ なんかりかさんの中で、よしけんさんに、掃除とか家の事を介入されるデメリットとかあるんですか?」

りか「もうね、私のなかで、よしけんがやってくれない存在になってるんだよねーだから私がやるしかないの!わ・た・し・が!ど・う・せ!!!!!(#・∀・)

ミマキ「りかさーん?これじゃ一生、よしけんさん、お部屋片付けないと思いますよ!?」

りか「じゃあどうしろって言うのよ!ヽ(`Д´)/私はこんなに大変なのに!

ミマキ「だからそれですってw」

りか「なに、どーゆーこと?(?_?)」

自作自演に気付かず、止まらない

ミマキ「りかさん、改めて確認ですが、よしけんさんは、一緒に掃除をする気があるって発言しましたよね?」

りか「うん、でもさー結局いつも・・」

ミマキ「はいりかさん、“でも”は、ストップ。」

りか「シュン(´;ω;`)」

ミマキ「だけどりかさんは、よしけんさんがいつもやってくれないと言っていますね?」

りか「そうなのよー!!!!全然やってくれ・・ヽ(`Д´)ノプンプン」

ミマキ「はい、そうやって興奮するのもストップ。」

りか「シュン(´;ω;`)」

ミマキ「逆に質問ですけど、よしけんさんがやってくれているところはありますか?」

りか「帰ってきたら洗濯と料理してくれるね。あと、部屋の掃除もしてくれる」

ミマキ「やってるじゃないですか(´・ω・`)」

りか「でも、私がやらなきゃ・・ヽ(`Д´・・・・アレ?( ゚д゚)」

ミマキ「りかさん、“旦那は掃除をしない!どうせ私が全部やらなきゃなんだ!”と決めつけているのは、誰でしょう?

りか「あーあ、わたしです(´;ω;`)」

ミマキ「同様によしけんさんは、“相手が問題だ!”と決めつけていたのは、誰でしょう?

よしけん「ふぁい。わたしです(´;ω;`)」

ミマキ「おふたりとも、自作自演ですよ(・∀・)その決めつけから、二人の関係性がスタートしちゃってます。」

自作自演だと分かっても、変われない理由

りか「でもさーミマキちゃあぁーーん、そんな風に自作自演だってわかったとしても、絶対によしけんが現れると、また“私ばっかり!”って、興奮してしまいますヽ(`Д´)ノプンプン」

ミマキ「その明確な原因を知らずに、曖昧な解決策を提示しちゃってきたのが、今までのカウンセリングやスピリチュアルとかの限界ですよね〜。すべてが愛だ!宇宙と繋がっている!と言われても・・的な(゚A゚;)ゴクリ」

りか「そーなの。。。」

ミマキ「そもそも、りかさんとよしけんさんの決めつけは、同じところが基準なのは分かりますか?」

りか「え・・そうなの?Σ(゚Д゚)それ知らない。みんなバラバラじゃないの?」

ミマキ「それが落とし穴です。もちろん、りかさんはりかさん、よしけんさんはよしけんさんで、バラバラの基準があるんですけど、そもそも“決めつけ”をしている共通の基準があるんです」

りか「知らない(#・∀・)ナニソレ、オシエテ」

ミマキ「(何度も話してるじゃん)それが、決めつけられないところから、決めつけが、なぜ、どこから、どのように生まれたのか、知ることですよ!」

りか「き め つ け ら れ な い と こ ろ ? (゚A゚;)ゴクリ」

ミマキ「はい(笑)なぜ、どこから、どのように決めつけているのかわからないのに、自分も旦那さんも勝手に決めつけて、残念じゃないですか?

りか「みまきちゃん、お部屋の掃除どうこうよりも、これヤバイね(´;ω;`)」

ミマキ「はい。決めつけのメカニズムが分からないまま、旦那を決めつけ自分を決めつけ子供を決めつけ・・ってやっているんです。。」

りか「かなしい(´;ω;`)でも知らないんじゃ、仕方なかったし、諦めずに知れば関係性が変わるってことだよね!」

ミマキ「そうですそうです♪詳しくはメルマガに、色んな事例を紹介していますので、みてもらえると嬉しいですね♪

りか「え、そしたら、それを学んだら、よしけんが掃除をしてくれるようになるのかなぁ(*´ω`*)」

ミマキ「そもそも、その質問が出ている時点で、よしけんさんが掃除をしてくれない人って決めつけているから、アウトですΣ(・∀・;)

りか「あらま。そうよね。決めつけがあるところから始まってるもんね。日々、気付かされますね(´・ω・`)」

ミマキ「ある意味、喧嘩がないと、仲良くなろうとも思わないですから。旦那さんがいないと、こんな風にコミュニケーションも進化しませんからね。夫婦関係、これからも楽しく発展させていきましょー!」

よしけん「そうだぞ、りか!大体おまえが・・」

ミマキ「はーい、よしけんさん、決めつけられないところ知ってますか〜?」

よしけん「シュン(´;ω;`)」

おしまい

まとめ:子供にもやっている「決めつけ」からスタートする関係性

いかがでしたか?こうした決めつけは、自分自身にも夫にもやっていますし、あなたのお子さんにもやっています。決めつけからスタートする関係性だから、それをどう変えようとしても、決めつけが消えない限り、変わらないのです。

でも、決めつけがなぜ、どこから生まれたのか?がわからないですよね。私たちは、その決めつけのメカニズムをメール講座で事例を通して紹介していますので、お楽しみに。

About The Author

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「ガミガミ子育てから、ゆるゆる子育て」をする家庭を増やすために、このサイトを立ち上げました。

夫婦2組で創業し、名実ともに自分たちも「ゆるゆる子育て」を実践しています。

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